21日、BTS公演後、警察の統制のもとで退場するファンら(c)NEWSIS
21日、BTS公演後、警察の統制のもとで退場するファンら(c)NEWSIS

【03月24日 KOREA WAVE】韓国のグループ「BTS(防弾少年団)」のソウル・光化門での公演をめぐり、人出予測の大幅なずれをきっかけに、対応の是非を巡る議論が広がっている。

警察とソウル市は最大26万人の来場を見込み、「原則として人の流入を抑える」との方針で厳重な統制を敷いた。しかし、実際の観客数は主催者推計で約10万4000人、ソウル市の集計では約4万8000人にとどまった。

この影響で、会場周辺では交通規制や検問が広範囲に及び、飲食店や市民生活に影響が出た。ある飲食店主は「売り上げが通常の3分の2に減少した」と訴えたほか、同日に結婚式を挙げた夫婦からは「招待客が来られず式が台無しになった」と不満の声が上がった。

一方で、2022年の梨泰院雑踏事故の記憶を背景に、「過剰であっても安全対策は必要だった」と評価する意見も少なくない。大規模イベントにおける群衆事故を防ぐためには、厳格な管理が避けられないという見方だ。

実際、公演は大きな事故なく終了した。これについては「安全確保のためのコストと考えれば妥当だ」「事故が起きなかったこと自体が成果だ」といった評価も出ている。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News