【3月31日 東方新報】国家市場監督管理総局によると、国際標準化機構(ISO)はこのほど、「道路車両 前照灯ビーム照射位置の測定手順」を正式に公表した。この標準は、中国が主導して改訂したもので、インテリジェント車載ライトのビーム照射位置測定手順を体系的に網羅した初の国際標準となる。

「第14次5か年計画」以降、中国は動力用電池の機能安全、燃料電池のエネルギー消費試験など、新エネルギー車分野をめぐって、これまでに累計11件の国際標準を主導して策定してきた。また、燃料電池車、バッテリー交換式車両、道路車両の気候変動対応など7つの国際標準ワーキンググループの立ち上げも後押しし、国際標準体系の整備に中国として貢献してきた。

新エネルギー車は、世界の自動車産業が転換と発展を進めるうえで重要な方向性となっている。ISOの枠組みの下で、中国は各国との国際標準協力を強化し、新エネルギー車の国際標準化における関与度と貢献度を高め続けている。

技術革新のけん引という面では、中国が主導して策定した新エネルギー車の充電式エネルギー貯蔵システムに関する国際標準が、動力用電池などエネルギー貯蔵システムのライフサイクル全体にわたる安全リスクを体系的に洗い出し、新エネルギー車の研究開発、試験、実用化に重要な技術的根拠を提供している。

安全要件の整備という面では、中国が主導して進めた衝突後の電気安全に関する国際標準の改訂により、車両が前面、側面、または後部から衝突を受けた後に、高電圧電気システムが満たすべき性能要件が打ち出され、電気自動車の運行・使用時の安全水準が効果的に高められた。

産業発展の下支えという面では、中国が主導して策定した水素燃料車に関する国際標準によって、燃料電池車のエネルギー消費量と航続距離の試験方法が統一され、各国が性能比較や製品開発を進めるための基礎条件が整えられたほか、中国企業の製品輸出にも利便性をもたらした。

中国は今後も、産学研および実用化の各分野の力を結集し、新エネルギー車の重要技術の発展をめぐって国際標準の策定を加速させ、国際ルールの接続を進めることで、世界の新エネルギー車産業の協調と持続可能な転換に中国として貢献していく考えだ。(c)東方新報/AFPBB News