76人搭乗の機体が消防車と衝突、機長ら死亡 NY空港で全便運航停止
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【3月23日 AFP】<更新>米ニューヨークのラガーディア空港の滑走路で22日深夜、数十人を乗せた旅客機と消防車が衝突する事故があり、同空港を発着する全便の運航が停止された。当局が明らかにした。米メディアは、この事故で機長と副操縦士が死亡したと報じた。
ニューヨーク・ニュージャージー港湾局によると、エア・カナダ系のジャズ航空が運航する機体が22日午後11時40分(日本時間23日午後0時40分)ごろ、第4滑走路で別の事案に対応中だった消防車両と衝突した。ジャズ航空の声明によれば、乗員4人を含む76人が搭乗していたという。
米メディアは、この事故で機長と副操縦士が死亡と報じた。また、乗客11人と救急当局者2人の計13人が負傷し、病院に搬送されたとしている。
連邦航空局(FAA)は同空港に対し、地上待機命令(グラウンドストップ)を発令。規制が延長される可能性が「高い」としている。港湾局もAFP通信に対し「対応を円滑に進め、徹底した調査を行うため、空港は現在閉鎖されている」と述べ、緊急対応プロトコルが直ちに発動されたことを明らかにした。
ジャズ航空によると、事故を起こしたのはモントリオール発ラガーディア行きのAC8646便。フライト追跡プラットフォーム「フライトレーダー24」は、機体が滑走路上を走行中、進路を横切った消防車両と衝突したと分析している。
AFPが捉えた写真では、モントリオールから到着した機体の機首と操縦席部分が激しく損傷し、赤色灯をつけた緊急車両に囲まれて滑走路上に停止している様子が確認できる。
ラガーディア空港は22日、悪天候によりすでに運航が乱れていると報告していた。また先週には、連邦政府の予算失効に伴う人員不足の影響で、保安検査の待ち時間が長くなっていると発表していた。(c)AFP