【3月21日 AFP】米国のドナルド・トランプ大統領は20日、イランとの停戦合意を結ぶ考えはないと述べた。

ホルムズ海峡が事実上イランによって封鎖され、世界の原油価格が急騰する中、約3週間続いている戦争で米国は優位に立っているとトランプ氏は主張した。

記者団に対してトランプ氏は「われわれは勝ったと思う」「停戦はしたくない。相手を文字通り壊滅させている最中に停戦などはしないものだ」と述べた。

ニュースサイトのアクシオスは、トランプ氏がイランに対しエネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡の事実上の封鎖解除を迫るため、カーグ島に対する軍事作戦を検討していると報じた。

これについてAFP記者の質問を受けたトランプ氏は、「計画があるかもしれないし、ないかもしれない」とし、「そこが議論されている場所であることは確かだが、私からは言えない」と続けた。

一方、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、米国がカリフォルニアを拠点とする強襲揚陸艦ボクサーを中心とした即応展開部隊と、第11海兵遠征部隊から2200~2500人の海兵隊を派遣していると報じた。

この報道について質問を受けた海兵隊は、両部隊が「海上に展開中」であると述べ、米海軍第3艦隊は「通常の作戦を実施している」と説明した。

さらなる海兵隊員が中東へ向かい、地上作戦の可能性が高まっているが、これまでにトランプ氏はイランに地上部隊を投入する計画はないと述べている。(c)AFP