【3月20日 AFP】ノルウェーのメッテ・マリット皇太子妃は、20日に放映されたインタビューの中で、少女らへの性的人身取引の罪で起訴され勾留中に自殺した富豪ジェフリー・エプスタイン元被告との親しい関係を説明する際に、自分は「操られていた」と語った。

2001年にホーコン皇太子と結婚した皇太子妃の名前は、今年初めに米司法省が公開した新たなエプスタイン関連文書に登場している。

この文書では両者の予想外に親密な関係が示されており、ノルウェー国内では皇太子妃が将来王妃になれるのかとの疑問が浮上している。

国営テレビNRKの20分間のインタビューで皇太子妃は、「もちろん、彼と出会わなければよかったと思っています」と語った。

さらに、「彼の過去をもっと慎重に調べなかったことを認めること、そして自分がこれほどまでに操られ、欺かれていたことを認めることは、私にとって非常に重要です」と述べた。

2008年に未成年者への売春あっせんなどの罪を認め、2019年に少女らへの性的人身取引の罪の裁判を待つ間に死亡したエプスタイン元被告との関係については臆測を否定し、「それは友人関係でした。何よりも、彼は私にとって『友人』でした。しかし、関係に別の性質があったのかと尋ねられるのであれば、答えは『いいえ』です」とコメントした。

一連の騒動により評判を落とす中、皇太子妃は皇太子との結婚前のパートナーとの間にもうけた息子、マリウス・ボルグ・ホイビー被告の裁判にも直面している。ホイビー被告は4人の女性をレイプした罪など38件の罪に問われており、有罪となれば16年以下の拘禁刑を科される可能性がある。(c)AFP