イランが自国民の国境通過を制限、トルコ内相
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【3月20日 AFP】イランからトルコへの入国者数が、中東戦争の開始以降およそ3分の1に減少しており、現在はイラン政府が自国民の国境通過を制限していると、19日にトルコのムスタファ・チフチ内相が明かした。
チフチ氏は記者団に対し、「戦争開始以降、わが国民は制限なくイラン側へ渡航できている。しかし、イランは自国民に制限を課し、こちら側へ渡ることを認めていない」と語った。
出国制限がいつ開始されたかについては明かしていない。
キャプキョイ国境検問所のAFP記者によれば、当初はイラン人もトルコ側へ越境できていたものの、その数は少なかったという。
チフチ氏によると、戦争開始からトルコへ越境するイラン国民の数は4分の1、あるいはほぼ3分の1減少している。同時に「イラン側へ渡るイラン国民の数は増加している」とも述べたが、入出国者の具体的な人数については言及しなかった。
トルコとイランが接する国境は全長約500キロで、検問所は3か所ある。
チフチ内相は「戦争開始以降、国境検問所を綿密に監視し、出入国の状況を注視している」と述べ、現在「何の問題もない」と強調した。
近隣諸国は、イランへの攻撃が地域全体を不安定化させて大量の難民流入を引き起こすことを懸念している。しかし、米国とイスラエルの攻撃が約3週間続く中で、これまでそういった事態は起きていない。(c)AFP