【3月19日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン大統領は18日、原子力空母シャルル・ドゴールの後継艦を「自由フランス(フラン・リーブル)」と命名すると発表した。海洋大国としての地位を強化する動きだ。

新空母は2038年就役予定。全長約310メートル、排水量約8万トン、乗員2000人、戦闘機と戦闘用無人機30機を搭載可能で、欧州で建造された史上最大の軍艦となる。

​​マクロン氏によると、新空母は第2次世界大戦中にシャルル・ドゴール将軍が率いたレジスタンス(対ドイツ抵抗運動)の組織名にちなんで命名された。

マクロン氏は西部ナント近郊の原子炉建造現場で、「将来の空母にドゴール将軍の足跡、人生、運命をたどらせたかった」「私たちの空母は『自由フランス』と命名される」と発表。

「この名称は、蛮行に立ち向かった男女の記憶をたたえるものだ」と付け加えた。

マクロン氏は昨年12月、建造費100億ユーロ(約1兆8300億円)と見積もられる新空母の建造開始を発表した。

当時、アラブ首長国連邦(UAE)に駐留するフランス兵に対し、「略奪者の時代において、フランスは恐れられるために強くあらねばならない」と述べた。

18日にもこの考えを改めて強調し、「自由であり続けるためには、恐れられねばならない。恐れられるためには、強くあらねばならない」と述べた。

これまでのフランスの歴代空母はすべて、ジョルジュ・クレマンソーやフェルディナン・フォッシュといったフランスの政治家の名前が付けられていた。(c)AFP