【3月17日 AFP】欧米5か国の首脳は16日、イスラエルによるレバノンでの大規模な地上作戦は「回避されなければならない」とする共同声明を発表した。

カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、英国の各首脳は共同声明で、「イスラエルによる大規模な地上攻勢は、壊滅的な人道上の結末を招き、紛争の長期化につながる恐れがある」と述べた。

声明では、レバノンで激化する暴力に「重大な懸念」を表明。イスラエルとレバノン双方の代表に対し、「持続可能な政治的解決に向けた交渉への真摯(しんし)な取り組み」を呼び掛けた。

これに先立ち、イスラエル軍は同日、レバノン南部でイスラム教シーア派組織ヒズボラに対する「限定的」な地上作戦を開始したと発表していた。

首脳らは「多数が避難を余儀なくされているレバノンの人道的状況は、すでに深刻な警戒レベルにある」と指摘し、「イランとともに敵対行為に加わったヒズボラの決定を非難する。意図せず紛争に巻き込まれたレバノン政府および国民との連帯を表明する」とした。

その上で「ヒズボラによるイスラエル攻撃と民間人を標的とした行為は停止されなければならず、彼らは武装解除すべきだ」とも述べている。(c)AFP