【3月17日 AFP】南太平洋の島国サモアのラアウリアレマリエトア・レウアテア・シュミット首相は16日、ニュージーランドのクリストファー・ラクソン首相を迎えた際、米中両国を念頭に大国による「いじめ」を非難した。

ラクソン氏のサモア公式訪問は、シュミット氏が昨年首相に就任して以来初めて

​​ラクソン氏は今回の訪問を、太平洋地域における経済・安全保障関係の強化に向けた取り組みの一環と位置づけている。

米中両国は、海底資源に関する有利な取引の確保を目指して戦略的に重要な太平洋地域で影響力争いを繰り広げている。

シュミット氏はラクソン氏も出席した閣議の後、「近頃世界情勢が変化し、大国によるいじめが見られる」「関税、政策の推進、石油、支配など、あらゆる面で状況をダイナミックに変えていく必要がある」と主張。

「サモアの焦点は、自活し、自力で問題を解決し、自国を統治できるようにすることにある」と付け加えた。

ラクソン氏は、ニュージーランドのサモアへのコミットメントを改めて表明し、両国は「友人ではなく、家族だ」と述べた。

首都アピアで行われた盛大な式典で、ラクソン氏は「Tuisinavemaulumoto'otua」というチーフ(酋長)の称号を授与された。

サモアは、ニュージーランドへの国民の自由な移動を求めている。

ラクソン氏は、ニュージーランドは太平洋のパートナーであるサモア人に対する入国手続きを見直すと述べた。(c)AFP