MBC報道番組「ストレート」(c)news1
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【03月13日 KOREA WAVE】韓国俳優のリュ・ジュンヨルの家族会社がソウル市江南区のビル投資で数十億ウォン規模の差益を得た事例が、改めて注目を集めている。

MBCの報道番組「ストレート」は最近、「ひとり企画会社、作らないと損?」というテーマで、芸能人が個人法人を設立して不動産取引を進める構造を取り上げた。

番組では、ソウル市江南区駅三洞にあるビルの取引事例が紹介された。

この建物は地下2階、地上7階規模で、2022年に約150億ウォン(約16億5000万円)で売却されたという。当時の売り主は「ディープブリージング」という法人で、リュ・ジュンヨルが社内理事、母親が代表理事を務めていた家族会社と伝えられている。

報道によると、同社は2020年にこのビルを約58億ウォン(約6億3800万円)で購入。その後、既存建物を解体して再整備した後に売却し、約2年で90億ウォン以上(約9億9000万円以上)の差益を得たと推定されている。

特に購入資金の大部分を融資で賄った点も指摘された。同社は購入価格の約80%に当たる48億ウォン程度(約5億2800万円)を金融機関からの融資で調達したとみられている。

これを踏まえると、実際に投入した自己資金は約10億ウォン(約1億1000万円)程度だった可能性があるとの分析が出ている。

番組では、法人名義で商業用ビルを購入する場合、個人よりも融資を受けやすい側面があるとも指摘された。

元銀行支店長はインタビューで「個人事業主は銀行の厳しい評価を受けるが、法人は必ずしも同じ基準ではない場合がある」と説明した。

また「融資利息も法人の経費として認められるため、融資比率が80%に達するケースも少なくない」と語った。

リュ・ジュンヨル関係者は以前、所属事務所を通じて、このビルについて「個人資産に関する問題であり具体的な言及は難しい」との立場を示している。

ただ、法人設立の目的については、個人収入の管理のためだと説明していた。

また当時、友人らとビルを建てて衣料事業を始める計画だったが、新型コロナウイルスの影響で事業が延期となり、結果的に建物を売却したと釈明している。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News