【3月13日 AFP】イランは12日、米国にイランを攻撃したことを後悔させると誓い、原油価格の高騰を招いている原油輸送の要衝ホルムズ海峡の封鎖を継続すると表明した。

国際エネルギー機関(IEA)は、今回の中東での紛争が石油業界史上「最大の供給途絶」につながる可能性があると警告したが、ドナルド・トランプ米大統領はソーシャルメディアで、原油価格よりもイランという「悪の帝国」を打倒することが重要だと述べた。

中東危機による世界経済への影響が拡大するにつれて激しい政治的圧力に直面する中、トランプ氏は対イラン軍事作戦の終了時期について矛盾した発言を繰り返している。

イランの国家安全保障責任者アリ・ラリジャニ氏はX(旧ツイッター)への投稿で、「戦争を始めるのは簡単だが、数回のツイートで勝てるわけではない。この重大な誤算を後悔させるまで、われわれは決して手を緩めない」と述べた。

これに先立ちイランの新最高指導者モジタバ・ハメネイ師は、選出後初めて声明を公表し、ホルムズ海峡の封鎖を呼び掛け、米国とイスラエルに対し徹底抗戦の構えを明確にした。

モジタバ師は国営テレビのアナウンサーによって読み上げられた声明で、「ホルムズ海峡を封鎖する手段は確実に使わなければならない」と強調した。

ホルムズ海峡は、世界で海上輸送される原油の4分の1と液化天然ガス(LNG)の5分の1が通過する要衝。(c)AFP