ラッパーから転身の35歳シャー氏、総選挙で前首相に勝利 ネパール
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【3月8日 AFP】ネパールの下院総選挙で7日、ラッパー出身のバレンドラ・シャー前カトマンズ市長(35)が、地元選挙区でK・P・シャルマ・オリ前首相(74)を破って当選した。選挙管理委員会の職員が結果を確認すると、シャー氏は笑顔でピースサインを掲げた。
シャー氏の得票は、これまで3期首相を務めたオリ氏の3倍となった。
シャー氏が率いる国民独立党(RSP)は地滑り的勝利に向かっている様子で、開票作業はまだかなり残っているものの、定数275議席の過半数獲得に向けて順調に進んでいる。
統一共産党党首のオリ氏に勝利し、首都の市長から首相候補へと駆け上がった躍進は、近年のネパール政治で最も劇的な結果の一つとなっている。
国会議員として初当選を果たしたシャー氏は7日夕方に選挙区内を巡り、トレードマークの黒いサングラスをかけ、車のサンルーフから手を振りながらパレードを行った。群衆は歓声を上げ、「バレン」とその愛称を叫んでいた。
7日午後までに76議席の結果が発表され、RSPが61議席、ネパール会議派が9議席、統一共産党が3議席を獲得した。また直接選挙の残り89選挙区のうち61の区でRSPがリードしている。残り110議席は比例区となっている。
選挙管理委員会の広報は、RSPが「多くの選挙区でリードしている」としたものの、比例区を含めた最終結果が出るまでにはあと数日かかるという。(c)AFP