■「皮肉」

この発言は、あらゆる政治的立場の人々から激しい非難を招いた。

メランション氏は自身の発言について「皮肉だ」と釈明し、反ユダヤ主義だとの非難を否定した。

エマニュエル・マクロン大統領は、フランス社会の「あらゆる亀裂」に潜む「反ユダヤ主義のヒュドラ(ギリシャ神話に登場するほとんど不死身ともいえる再生能力を持った怪物、転じて根絶し難いものの意)」を非難した最近の演説の動画を公開。

「これは15日前のことだ」と述べた。

マクロン氏が属する政党「再生」の代表を務めるガブリエル・アタル元首相は、「ジャンリュック・メランション氏はあらゆる境界線を越えた」と述べた。

ローラン・ヌニェス内相はメランション氏の発言を「卑劣」と評し、オロール・ベルジェ首相付女男平等・差別対策担当相はX(旧ツイッター)に「フランスにおける反ユダヤ主義はL-F-Iの3文字で表せる」と投稿した。

社会党のローランス・ロシニョル議員は、これらの発言を「最も恐ろしい反ユダヤ主義だ」と非難。

「政治家がユダヤ人の名前の発音を強調しながら、憎悪の冷笑とともにまくし立て、会場を笑わせたのは、いったい何十年ぶりだろうか?」と述べた。

極右政党「国民連合(RN)」のジョルダン・バルデラ党首は、26日のLFI集会を「あからさまに反ユダヤ主義的な含みを持つ、残忍で恐ろしい集会だ」と非難した。