■再建

侵攻前から欧州で最も貧しい国の一つだったウクライナは、4年にわたる消耗戦でさらなる疲弊を余儀なくされた。世界銀行、EU、国連(UN)などが23日に公表した報告書によると、今後10年間の再建費用は約5580億ドル(約87兆円)と推定されている。

ロシアは、ウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟阻止を侵攻の口実としており、自国の安全保障を脅かすものだと主張して軍事行動を正当化している。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は23日、「祖国防衛者の日」の式典で、兵士らがロシアの「国境」を守り、「戦略的均衡」を確保していると指摘。国の「未来」のために戦っていると強調した。

旧ソ連構成国だったウクライナは、この戦争をロシア帝国主義の復活と見なしており、国民の隷属化が目的だと考えている。ゼレンスキー氏は英BBCとのインタビューで、プーチン氏は「既に第3次世界大戦を始めた」との認識を示し、「ロシアは世界に異なる生活様式を押し付けようとしている」と主張した。(c)AFP