【2月21日 AFP】欧州の主要軍事5か国は20日、低コストの無人機(ドローン)の迅速な開発に向けた共同プログラムを発表した。

英国、フランス、ドイツ、イタリア、ポーランドの国防相らは声明で、低コストエフェクター・自律プラットフォーム(LEAP)構想が、北大西洋条約機構(NATO)内で「集団安全保障の向上」に寄与し、欧州の協力強化にもつながると述べた。

ロシアによるウクライナ侵攻では無人機の使用が広がって戦況を左右する存在となっており、対空防衛システムの再考が迫られている。

前線だけでなく、その奥深くまで無人機が大量に投入されるようになったことで、対空防衛の再調整が必要になっている。高価なミサイルでドローンを撃ち落とすのは費用対効果が悪く、新たな低コスト防衛システムの開発が求められている。

ドイツのボリス・ピストリウス国防相はプロジェクトの目的について「特に無人機防衛のための革新的なシステムを迅速かつ安価に開発し、その後すぐに大量生産することだ」と述べた。

また、英国のルーク・ポラード国防担当閣外相は、各国が技術開発のために「数百万ドル規模」を拠出しており、新システムの部品を「12か月以内に」生産開始できるよう必要な技術を前進させると説明した。(c)AFP