米制裁圧力で燃料危機のキューバ、電動三輪車が市民の足
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■自転車タクシーの活用も
公共交通機関への影響は、同国の停滞する経済にさらに追い打ちをかけた。
「交通費が払えないために仕事を辞めざるを得なかった人もいる」とタイヤ修理工場従業員のイグナシオ・チャロンさんは語る。現在、工場には古い自転車の修理を依頼する顧客が殺到しているという。
母親を病院の診察に連れて行くために電動三輪車を待っていると話す歯科医のロセリア・ロペスさんは、今の交通状況は「悲惨だ」とAFPに訴えた。
電動三輪車を所有するアリエル・エストラーダさんは「代替の移動手段を提供している」と言うが、実際に稼働している台数では、需要に全く追い付いていないと現状を認めた。
こうした危機的状況の中、強みを発揮できる別の移動手段は自転車タクシーだ。市内では現在、これらの自転車タクシーを電動駆動式に急いで改造する動きも一部でみられる。
自転車タクシーを所有するオルランド・パロミノさんは、町から町へ人々を運びながら1日最大70キロを漕ぐと言い、「週7日働いている」とAFPに語った。(c)AFP/Lisandra COTS