先端複合半導体研究開発(R&D)センター「NRD-K」のクリーンルームを視察するイ・ジェヨン会長=サムスン電子提供(c)news1
先端複合半導体研究開発(R&D)センター「NRD-K」のクリーンルームを視察するイ・ジェヨン会長=サムスン電子提供(c)news1

【02月13日 KOREA WAVE】韓国主要グループのトップが旧正月連休中も国内外の現場に足を運び、将来の成長戦略を練る。海外事業所を視察し、グローバル企業の首脳と相次いで会談するなど、休暇を返上して経営課題に向き合う構えだ。

財界によると、イ・ジェヨン(李在鎔)サムスン電子会長は今回の旧正月も海外で現場経営に取り組む。イ・ジェヨン会長は例年、祝祭日の連休に海外事業所を回ってきた。

イ・ジェヨン会長は2月5日にイタリアのミラノへ向かい、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪の関連会場を訪れた。セルジョ・マッタレッラ大統領やバンス米副大統領ら各国首脳級と会い、世界の企業経営者とも事業協力を巡って意見を交わした。

旧正月期間中も欧州各地の拠点を訪問し、現地リーダーとの面談を重ねる見通しだ。2024年のパリ五輪出席時にも約2週間現地にとどまり、マクロン大統領やイーロン・マスク氏と会った経緯がある。今回の出張も五輪日程と連休を踏まえて組み立てたとみられる。

チェ・テウォン(崔泰源)SKグループ会長は米国で旧正月を過ごす予定だ。現在はシリコンバレーに滞在している。2月5日(現地時間)にはカリフォルニア州サンタクララでエヌビディアのジェンスン・フアンCEOと会い、人工知能(AI)半導体分野での協力策を話し合った。会談は現地の韓国式チキン店「99チキン」で開かれ、チェ・テウォン会長の長女であるチェ・ユンジョンSKバイオファーム戦略本部長や、フアンCEOの長女マディソン・フアン氏も同席したとされる。

席上では、エヌビディアが2026年に投入する次世代AIアクセラレーター「ベラ・ルービン」に搭載する第6世代HBM(HBM4)の供給計画などを巡って協議したとの見方が出ている。

チョン・ウィソン(鄭義宣)現代自動車グループ会長は最近、カナダ向け防衛産業特使団に加わり潜水艦受注を後押しした後、帰国した。旧正月連休中は家族と過ごしながら事業構想を深めると伝えられる。とりわけ米政権が関税再引き上げに踏み切った場合を想定し、対応策を検討する見通しだ。

2025年に現代自動車と起亜の合算売上高は300兆ウォンを突破したが、米国の関税措置による年間営業損失は約7兆2000億ウォンに上った。米国市場への対応に加え、中国市場攻略の方策も探るとみられる。

ク・グァンモ(具光謨)LGグループ会長は、AIなど将来事業の競争力を高める中長期経営戦略を描く方針だ。主力分野の基礎競争力を強化し収益性を引き上げるとともに、グループ全体でのAI転換(AX)を加速させ、将来事業の実行力を高める方向を探る。

シン・ドンビン(辛東彬)ロッテグループ会長は家族と連休を過ごしながら経営戦略を練る。特別な予定がない場合、祝祭日には日韓の事業所を回り現場を確認してきた。1月に開いた上半期VCM(バリュー・クリエーション・ミーティング)では、絶え間ない革新で企業価値を高め持続成長の基盤を築く必要性を強調しており、質的成長の土台づくりに力を注ぐとみられる。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News