【2月9日 AFP】韓国南部珍島郡の郡主(首長)が先週、農村部の人口減少問題の解決策として、東南アジアの女性を「輸入」するべきと発言したことを受け、全羅南道政府は週末、謝罪した。

問題の発言をしたのは、全羅南道珍島郡のキム・ヒス郡長。タウンミーティングで「農村地域の若い男性が結婚できるように、ベトナムやスリランカから若い女性を輸入すべきだ」と述べた。

この発言は地元メディアで非難されたほか、外交的な反発も引き起こし、在韓国ベトナム大使館からの公式な抗議があったと報じられた。

全羅南道政府の報道官は「珍島郡長の不適切な発言により、ベトナムの人々や女性に深い痛みを与えたことについて、深くお詫びする」と述べた。

問題発言で使われた「輸入」という言葉について、報道官は「人間の尊厳を侵害し、女性を物のように扱うものだ」と述べ、「いかなる状況下でも正当化されることはない」と付け加えた。

キム氏も謝罪し「不適切な言葉を使用した」ことを認めた。先週の声明では「農村や漁村地域が直面している深刻な労働力不足の中で、結婚移住を支援するための制度的措置について議論する意図があった」と説明した。(c)AFP