米、4会合ぶり利下げ見送り FRBの独立性揺るがず パウエル氏
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【1月29日 AFP】米連邦準備制度理事会(FRB)は28日、政策金利を据え置いた。利下げを見送ったのは4会合ぶり。政権からの圧力が強まる中、ジェローム・パウエル議長は、FRBの独立性は失われていないと強調した。
FRBは今年最初の連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、政策金利の誘導目標を3.50%から3.75%で維持することを賛成多数で決定した。
パウエル議長の後任候補と見られているクリストファー・ウォーラー氏をふくむ2人の理事が利下げを支持し、見送りに反対した。
ドナルド・トランプ米大統領は昨年の就任以来、FRBへの圧力を強めており、リサ・クック理事の解任を求める一方で、FRB本部の改装を巡りパウエル氏に対する調査を開始した。
パウエル氏はFOMC終了後の記者会見で、FRB本部改修工事に関する自身の議会証言を巡って司法当局の捜査対象になった件に関してはコメントを避けたが、「我々は(独立性)を失っていないし、失うとは思わない」と述べた。
クック氏に対する解任通告の合法性を巡る訴訟について、パウエル氏は「FRB113年の歴史の中で、おそらく最も重要な法的案件だ」と述べた。(c)AFP