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【01月28日 KOREA WAVE】韓国のグループ「BTS(防弾少年団)」のソウル・光化門広場でのカムバックステージの3月開催により、光化門周辺の宿泊料金が急騰している。ソウル市は“ぼったくり料金”への現場点検に乗り出すとともに、宿泊業協会に対して自浄努力を要請している。

国内外のOTA(オンライン旅行会社)によると、「BTS 2026 カムバックショー@ソウル」公演当日、中区・鍾路区一帯の宿泊料金は平時より最低でも3倍以上に跳ね上がった。鍾路区のあるモーテルでは、通常の土曜日は約14万ウォンだった料金が、公演当日は50万ウォンまで高騰した。業界では、公演日が近づくにつれてさらに値上がりする可能性が高いとみている。

今回の光化門公演は、BTSが3年9カ月ぶりに披露するカムバック舞台で、5thアルバム『アリラン(ARIRANG)』を公開する場となる。入場料はなく無料であるため、世界中のファンが大挙して訪れ、宿泊需要が爆発的に増えると予想される。ソウル市はこうした状況を把握し、「ぼったくり料金」への対応体制に入った。

ソウル市関係者は「宿泊業関連の各協会に自浄的な努力を要請した」とし、「今週からは中区・鐘路区と合同で点検を実施する」と述べた。また、来月までソウル全域の観光宿泊施設を対象に大規模な現場点検をする。

公衆衛生管理法の適用を受けるすべての宿泊施設は、料金表(掲示価格)を掲示しなければならず、これを超えて徴収した場合は行政処分の対象となる。1回目は是正命令、2回目は営業停止5日、3回目は10日、4回目には営業所閉鎖命令まで、自治体区庁長が下すことができる。

受付に掲示された価格より高い料金を支払った場合は、政府が運営する「ぼったくり料金QR通報システム」に通報すればよい。ただし、掲示価格自体を事業者が変動させることが可能なため、より実効性のある対策が必要だとの指摘も出ている。

行政安全省と地方自治体が運営する「善良価格店舗」制度もあるが、鍾路区ではわずか2店舗にとどまっている。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News