生成AI時代の権利保護 マコノヒーさん、映像と音声を登録申請
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【1月15日 AFP】米俳優のマシュー・マコノヒーさんが、自身の映像と声を人工知能プラットフォームによる無断使用から保護するため、米国特許庁に登録申請したと、代理人が14日、明らかにした。
アカデミー賞受賞俳優であるマコノヒーと妻カミラさんが設立した非営利団体「ジャスト・キープ・リビン財団」の商業部門が、いくつかのビデオクリップと音声録音を米国特許商標庁のデータベースに登録したという。
ChatGPTやその他のAIツールの導入以降、多くのアーティストは自身の画像や声の無断使用に対して懸念を強めている。
米国のいくつかの州では、ディープフェイクなどの被害を防ぐための法整備が進んでいるが、その多くは主に悪意のある使用や商業目的に適用されている。
2024年に成立したテネシー州の「エルビス法」のように、AIによるクローン生成や模倣からアーティストを守るためのより具体的な保護を提供する法律はごくわずかだ。
一部の俳優は、自身の権利を主張するために法的措置を取っている。スカーレット・ヨハンソンさんは2023年、自身に似せた画像や音声をAIを使って無断で生成したとしてAIアプリ「Lisa AI」を訴えた。
映画『インターステラー』や『ダラス・バイヤーズクラブ』への出演で知られるマコノヒーさんは、生成AIに反対はしておらず、AI音声モデリングを専門とするスタートアップ「ElevenLabs」の株式も取得している。同社は本人の許可を得てマコノヒーさんのAI音声を生成した。(c)AFP