「手遅れになる前に取引を」 トランプ氏、キューバに警告
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【1月12日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は11日、米軍が軍事介入したベネズエラからキューバに石油は供給されないとし、キューバに対して米国との取引を「強く勧告する」と迫った。キューバはこれに反発し、トランプ政権の圧力に抵抗する姿勢を示した。
トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に「キューバへ石油や資金は、もはや送られない。ゼロだ」と投稿し、「手遅れになる前に取引することを強く勧告する」と述べた。具体的に何を取引するかについては触れていない。
ベネズエラとキューバは共に反米左派政権であることから、緊密な関係を築き、ベネズエラが廉価な石油を供給する代わりに、キューバがベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領の警護要員などの人材を派遣してきた。その結果、マドゥロ氏を捕らえる米軍の作戦で30人以上のキューバ人ボディーガードが死亡。トランプ氏は、キューバが「崩壊寸前」だとの見方を示していた。11日には、キューバに対して強硬な姿勢を続けるマルコ・ルビオ米国務長官が、キューバの大統領になる可能性を示唆するメッセージをSNSに再投稿した。
これに対し、キューバのミゲル・ディアスカネル大統領は、「最後の血の一滴が流れるまで、祖国を守る準備ができている」とX(旧ツイッター)に投稿し、「キューバは自由で独立した主権国家だ。誰にも指図されない」と述べた。
ブルーノ・ロドリゲス外相も、キューバは米国の一方的な圧力に屈することなく、輸出を希望するどの国からでも燃料を輸入する権利があると強調した。(c)AFP