「生活はさらに厳しく」 ベネズエラ政変で揺れるキューバ
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■資金も救済もなし
こうした経済的困難は、2021年7月11日の前例のない反政府デモの引き金となり、数千人のキューバ国民が「われわれは飢えている」「自由」を叫びながら街頭に繰り出した。
それ以降も、長時間の停電や食料・医薬品不足への不満により、小規模な抗議活動が散発的に発生しているが、デモは政府によって迅速に抑えられてきた。
そして現在、多くの人々が恐れているのは、ベネズエラからの石油を失うことによって事態がさらに悪化することだ。
テキサス大学のピニョン氏は、「特に最近のカリブ海での米国による石油タンカーの押収を考えると、ベネズエラの石油がキューバに引き続き供給されるかどうかは不明だ」と述べる。
また「キューバには国際市場でその量を購入する資金も、救済してくれる政治的パートナーもない」ことを指摘した。(c)AFP/Rigoberto DIAZ