【1月6日 AFP】米実業家イーロン・マスク氏が率いる人工知能(AI)新興企業xAIの対話型生成AI「Grok」が子どもや女性の画像を性的に加工・生成している問題を受け、欧州連合(EU)や英国は5日、厳しく対応する姿勢を見せた。

Grokをめぐっては、昨年12月下旬に「画像編集」機能が追加されて以降、児童性的虐待に関する苦情がXに相次いで寄せられている。

この問題に対して世界的な批判が噴出する中、EUのデジタル監視機関としての役割を果たす欧州委員会は、Grokに関する苦情について「極めて真剣に調査している」とした。

EUのデジタル政策担当広報官は「Grokが提供する『スパイシーモード』は、子どもの画像を含む明示的な性的コンテンツを生成している。これはスパイシーなどではなく、違法。恐ろしいことだ」と述べ、「これが欧州に存在する余地はない」と続けた。

また、英国のメディア規制機関Ofcomは「XとxAIに緊急に連絡を取り、英国のユーザーを保護するための法的義務の遵守に向け、どのような措置を講じたのかを理解するための行動を取った」と述べた。

Ofcomはその回答に基づき「調査が必要な法令順守上の問題があるかどうかを判断する」として、厳しい姿勢を示した。(c)AFP/Anuj Chopra with Purple Romero in Hong Kong