「正義が実現」マドゥロ氏拘束 在米ベネズエラ人の喜びと戸惑い
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■「正義が実現された」
近くでは、リズ・ビバスさんが夫をしのんで涙を流していた。当時公務員だった夫のウィルマー・ムニョスさんは2018年、マドゥロ政権を批判した後に失踪したのだという。
「夫(の行方)については何もわからないままで、会うことはもちろん、埋葬することもできなかった。でもニコラス・マドゥロが失脚したおかげで、少しは気持ちが楽になる」と語った。
ビバスさんは「正義が実現された気がする」とつぶやいた。
深夜の軍事作戦についてトランプ氏がフロリダ州の私邸「マーアーラゴ」での会見を開始すると、ドーラルの路上で歓喜していた数百人のベネズエラ人たちはいっせいに静まり返り、その話に耳を傾けた。
会見でトランプ氏が、政権移行までは米国がベネズエラを運営すると述べ、マルコ・ルビオ国務長官とマドゥロ氏に忠実なデルシ・ロドリゲス副大統領が連絡を取っていたことを明かすと、ドーラルの祝賀ムードは一変した。
トランプ氏は「われわれが考える、ベネズエラを再び偉大にするために必要ことを彼女(ロドリゲス氏)は基本的に受け入れる意向を示している」と説明した。
また、ベネズエラの野党指導者であり、迫害から逃れて国外に離散したベネズエラ人から高い支持を得ているマリア・コリナ・マチャド氏を新たな指導者としては考えていないと話すと、人々の祝賀ムードはさらに冷え込んだ。トランプ氏は「国内での支持や尊敬がない」とマチャド氏について述べた。
「マリア・コリーナは私たちの総統だ。彼女以外に代表者はいない」とビバスは強く主張した。