■「モンスター」

地元の保健当局によると、FGMの被害者はしばしば瘻孔(ろうこう)や閉塞性分娩(ぶんべん)に苦しむ上、近くに医療施設もないため搬送にも時間がかかるという。

多くの若い女性はFGMを受けたことが発覚し、受けさせた家族が逮捕されるのを避けるため、自宅での出産を選択している。その結果、合併症や死亡のリスクが高まるが、当局は正確な数値を示すデータが不足しているとしている。

エンタセケラ保健センターの看護師ロイズ・ナシパさん(32)は、FGMを「モンスター」と表現した。

FGMには「出血、痛み、感染症がある」が、ほとんどの施術は依然として非医療従事者の高齢女性によって不衛生な環境で行われていると説明した。

ナロク郡病院の看護主任ローダ・オリドさんは、公式にはFGMを受けた女性の割合は低下していることになっているが、自宅で出産する女性もいるので把握できていないだけだとの見解を示した。(c)AFP