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【12月20日 KOREA WAVE】「子どもの未来のため」と夫に促され、2人の息子を連れてアメリカに渡った韓国の50代女性が12月10日に放送されたJTBCの番組「事件班長」で、長期にわたる夫の不倫と隠し子の存在を知り、衝撃を受けたと語った。

女性は大企業勤務と育児を両立していたが、夫に強く説得されて仕事を辞め、渡米した。マンションは売却し、退職金は夫のジム開業資金として投じた。夫は生活費を送るという約束を守らず、女性は現地で働きながら息子2人を育てた。

帰国を望んでも夫は「ジムが安定したら自分が渡米する」と言い続け、女性が帰国しても「簡易宿泊所に住んでいる」と言って会おうとしなかった。

2024年、女性が帰国を決意すると、夫は「関係が冷めた」として離婚を要求。女性は親権も財産分与も放棄し、わずか1000万ウォン(約106万円)の慰謝料で協議離婚に応じた。

だがその後、夫に9歳の隠し子がいることが判明。不倫相手はジムを共同運営していた女性だった。夫の実家は全てを知っていたが、結託して隠していた。

女性は「知っていれば離婚条件は変わっていた」として、夫と不倫相手に対する損害賠償請求を検討している。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News