ウクライナ紛争に参戦の英国人傭兵に実刑13年 ロシア検察
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【12月18日 AFP】ロシアが支配するウクライナ・ドネツク州の裁判所は、ウクライナのために傭兵として戦ったとして、英国人に実刑13年の有罪判決を言い渡した。ロシアの検事総長が18日、発表した。
検事総長は声明で、2024年に捕虜となったヘイデン・デイビス被告について、ドネツクの最高裁判所がウクライナのために傭兵として武力紛争に参加したとして、実刑13年の有罪判決を言い渡したと述べた。
検察によると、デイビス被告は2024年にウクライナに渡って訓練を受けた後、ロシア軍と戦い、年末に拘束されたという。
英メディアは、デイビス被告について南部サウサンプトン出身の31歳と報じている。
2022年2月にウクライナ侵攻を開始して以降、ロシアが支配するウクライナ東部地域の裁判所では、複数の外国人が有罪判決を受けている。
12月初めには、ルガンスクの裁判所でチェコ人が有罪と判断され、また11月には2人のコロンビア人がドネツクの裁判所で有罪判決を言い渡されている。いずれの裁判でも、実刑13年の有罪判決が言い渡されている。(c)AFP
