プーチン氏がマドゥロ氏と電話会談、米国と緊張高まるベネズエラ支持を再確認
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【12月12日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は11日、長年の同盟国であるベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領と電話会談を行い、同国への支持を改めて表明したと、クレムリン(ロシア大統領府)が発表した。
この電話会談は米国がベネズエラ沖で石油タンカーを拿捕(だほ)した直後に行われ、両国間の長年の摩擦がさらに激化する中でのものだった。
ロシアはベネズエラと良好な関係を築いており、マドゥロ氏は今年初めに首都モスクワを訪問して年次軍事パレードに出席するとともに、プーチン氏と包括的な協力協定に署名している。
クレムリンによると、電話会談でプーチン氏は「ベネズエラ国民への連帯を表明」し、さらに「外部からの圧力が高まる中で、国家利益と主権を守ることを目的としたマドゥロ政権の政策への支持を確認した」という。
またプーチン氏は「両国間の直接的な対話のチャンネルは常に開かれており、ロシアはベネズエラがその主権、国際法、そして中南米全体の平和を守る闘いを続けることを支援し続ける」と改めて強調した。
一方でベネズエラ政府は、両首脳が「戦略的で強固かつ拡大し続ける二国間関係の性質を再確認した」と発表している。
米政府はマドゥロ氏が麻薬組織(カルテル)を率いていると非難している。これを否定しているマドゥロ氏は、米国が体制転換を狙い、ベネズエラの豊富な石油資源を奪おうとしていると主張している。(c)AFP