【12月3日 AFP】インドネシア、スリランカ、タイの当局は3日、豪雨と先週発生した熱帯低気圧での洪水や土砂災害による更なる死者を報告した。3か国でこれまでに1500人以上の死亡が確認されている。

タイ保健省は、南部で発生した豪雨と洪水による死者が267人に達したとAFPに明らかにした。洪水は11月22~27日に8県を襲い、観光地ハートヤイ地区では142人が死亡した。

インドネシアの災害当局は、スマトラ島で発生した洪水と地滑りによる死者が804人になったと発表した。650人以上が依然として行方不明となっており、国内避難民は57万人以上に上っている。

また、同じ時期に異なる熱帯性低気圧の直撃を受けたスリランカでは、これまでに465人の死亡を確認したとしている。(c)AFP