【12月1日 AFP】ロシアとの和平案を巡る米国とウクライナの高官協議が30日、米南部フロリダ州で行われた。両交渉団は「生産的な会談」だったと評価したが、合意にはさらなる交渉が必要だとの認識を示した。

両国は、米国が提示しているウクライナ戦争終結に向けた和平案について協議を継続している。

会談を終えたマルコ・ルビオ米国務長官は「非常に生産的なセッションを持つことができた。しかし、まだやるべきことがある。これは繊細で複雑だ」と記者団に語った。

米当局者は、スティーブ・ウィトコフ米特使が1日、ロシアを訪問すると語った。フロリダでの協議にも参加したウィトコフ氏は、2日にロシアのウラジーミル・プーチン大統領との会談を行う見通し。

ウクライナ代表団のルステム・ウメロフ国家安全保障・国防会議書記は、フロリダでの会談が「生産的で成功した」と語った。

しかし、ウクライナの代表団に近い情報筋はAFPに対し、「表現や解決策の模索が続いているため、プロセスは簡単ではない」と語った。

また別の情報筋は「特に領土に関する表現が複雑だ。アメリカはウクライナを支持する当事者ではなく、あくまで仲介者の立場だ」と語った。

今回の協議は、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が、汚職事件への関与が取り沙汰されたアンドリー・イエルマーク大統領府長官を解任した直後に行われた。

ドナルド・トランプ米大統領は30日、解任に言及し、「ウクライナにはいくつかの難しい小さな問題がある」とトランプは大統領専用機「エアフォースワン」の機内で記者団に語った。

しかし、トランプ氏はロシアとウクライナの合意については「達成する可能性は高いと思う」と述べた。(c)AFP