■余暇も一緒

イエルマーク氏は、ロシアによる侵攻が始まって以来、常にゼレンスキー氏の傍らで側近として尽力してきた。ほぼ全ての大統領主催の行事の公式写真に、ゼレンスキー氏と一緒に写っている。

報道によると、大統領府の地下壕には2人のベッドが並んで設置されており、余暇には卓球などのスポーツや映画鑑賞を一緒に楽しんでいるという。

だが、ウクライナのシンクタンク「ラズムコフ・センター」が2025年3月に実施した世論調査によると、イエルマーク氏は不人気で、国民の3分の2が不信感を抱いている。

ウクライナの政治アナリスト、ウォロディミル・フェセンコ氏は、イエルマーク氏の解任前にAFPの取材に応じ、米国との交渉においてウクライナ側の立場を強化するために、イエルマーク氏が辞任する必要があると述べていた。

ゼレンスキー氏は、現在の不安定な状況に言及し、ウクライナに今、政治的な失策を犯す余裕はないと強調。

「ロシアはウクライナに過ちを犯させることを強く望んでいる」「われわれに過ちは許されない」と述べた。(c)AFP