【11月24日 AFP】パキスタン・カイバル・パクトゥンクワ州ペシャワルで24日、国境警備隊本部を狙った自爆攻撃があり、準軍事部隊員3人が死亡した。警察がAFPに述べた。

「ゲートに配備されていた3人の準軍事部隊員が殉職し、他に4人が負傷した」とペシャワル警察のミアン・サイード署長は述べた。襲撃者1人が爆発物を起爆し、他の2人の襲撃者は治安部隊によって射殺されたと付け加えた。

攻撃は午前8時10分(日本時間午後12時10分)、朝の通勤ラッシュ前に発生した。現場は、市内で最も混雑するルートの一つであるサッダールロード沿いにある。

AFPの記者は、主要ゲートの外に爆弾犯と見られる人物の遺体の一部が散乱しているのを確認した。ゲートには爆発によるとみられる穴が多数開いていた。

これまでのところ、犯行声明は出ていない。

同州はアフガニスタンと国境を接しており、過激派による暴力が絶えない。2021年にタリバンがカブールで権力を掌握して以降、暴力は激化している。(c)AFP