新たに見つかったバッハのオルガン2作品、ゆかりの教会で演奏 ドイツ
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【11月18日 AFP】10代のヨハン・セバスチャン・バッハが作曲し、長らく失われていた2曲のオルガン曲が17日、ドイツで披露された。文化相はこの発見について、「音楽界にとっての偉大な瞬間」と称賛した。
バッハがキャリア初期、テューリンゲン州アルンシュタットでオルガン教師として働いていた時期に作曲した2曲のソロオルガン曲が研究者らの注目を集めたのは、30年以上前のことだ。
しかし、専門家らが手稿を書いた人物の身元を最終的に確認し、バッハの作品であることが証明されたのは、つい最近のことだ。
DマイナーのシャコンヌBWV 1178とGマイナーのシャコンヌBWV 1179は、17日にバッハの作品の公式カタログに追加された。
これらの作品は17日、バッハが27年間カントル(教会音楽家)として務め、死後、埋葬されたライプチヒの聖トーマス教会で、320年の時を経て演奏された。
ウォルフラム・ワイマール文化・メディア担当国務大臣は演奏に先立ち、この発見を「世界的なセンセーション」で「音楽界にとっての偉大な瞬間」と称賛した。
演奏したオランダのオルガニストで、バッハの生涯と作品を記録・研究するライプチヒのバッハ・アーカイブの責任者であるトン・コープマン氏は、これらの作品が「非常に高い品質」であると述べた。
「若いバッハやモーツァルトを考えるとき、才能は後年に現れると考えられがちだが、それは事実ではない」とコープマン氏は述べ、「私は、世界中のオルガニストがこの技巧的で生き生きとした新しいレパートリーに非常に感謝し、今後定期的に演奏することを確信している」と続けた。(c)AFP/Femke COLBORNE