三浦璃来/木原龍一組が今季2勝目 スケートアメリカ
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【11月16日 AFP】25-26フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ、第5戦スケートアメリカは15日、ニューヨーク州レークプラシッドでペア・フリースケーティング(FS)が行われ、世界王者の三浦璃来/木原龍一組が141.57点を記録し、合計215.99点で逆転優勝を飾った。
三浦/木原組はサイドバイサイドのジャンプで苦しみ、完璧な演技とはいかなかったものの、洗練された構成要素と落ち着きが奏功して今季GPシリーズ2勝目を挙げ、12月に名古屋で開催されるGPファイナルの出場権を手にした。
ショートプログラム(SP)で首位に立っていたアナスタシア・メテルキナ/ルカ・ベルラバ組(ジョージア)は、ミスが重なりFSでは4位に終わったが、合計195.73点で2位に入った。3位には合計182.87点でケリーアン・ローリン/ルーカス・イーシアー組(カナダ)が続いた。
男子・FSでは、ケビン・エイモズ(フランス)がSP首位の友野一希を逆転し、自身初となるGP制覇を遂げた。
2017年にGPシリーズ初出場を飾ったエイモズは、これまで7度表彰台に上がりながらもタイトルとは無縁だったが、この日は159.97点を記録し、合計253.53点で優勝を果たした。
2位には合計251.09点でミハイル・シャイドロフ(カザフスタン)が続き、友野は合計245.57点で3位となった。
友野は2本の4回転ジャンプで転倒すると、トリプルアクセルでも着氷が乱れ、FSでは8番手の149.80点に終わった。来年2月のミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪で日本代表3枠を目指す中では、痛手となる結果に終わった。
女子・SPでは、渡辺倫果が74.35点で首位発進を果たした。2位には73.73点で現世界女王のアリサ・リウ(米国)、3位には69.69点でララナキ・グットマン(イタリア)が続いた。(c)AFP