【11月5日 AFP】イスラエルの右派閣僚が5日、ニューヨーク市長選で当選したゾーラン・マムダニ氏(34)を「ハマス支持者」と非難し、市内のユダヤ人にイスラエルへの移住を呼びかけた。

ディアスポラ・反ユダヤ主義闘争相のアミハイ・チクリ氏は「かつて世界の自由の象徴だったこの都市が、ハマス支持者に鍵を渡した」とX(旧ツイッター)に投稿した。

また、マムダニ氏の思想について「25年前に3000人を殺害したジハード主義の狂信者たちと大差ない」と述べ、2001年9月11日にアルカイダがニューヨークとワシントンを同時攻撃した事件を引き合いに出した。

マムダニ氏は、ニューヨークの生活費高騰への対応を公約に掲げ、選挙で勝利した。1月に就任すると同市初のイスラム教徒の市長となる。

ここ数か月は、反ユダヤ主義を強く非難する一方で、自身が経験したイスラム嫌悪についても声を上げている。

一方、長年パレスチナの大義を支持しており、イスラエルを「アパルトヘイト体制」と呼び、ガザでの戦争を「ジェノサイド(集団虐殺)」と非難してきたことから、ユダヤ人コミュニティの一部で反発を招いている。

チクリ氏はさらに、「ニューヨークはもう元には戻らない。特にユダヤ人コミュニティにとってはそうだ。ロンドンがすでに陥った深淵へ、ニューヨークも目を開けたまま歩みを進めている」とし、「ニューヨークのユダヤ人はイスラエルで新たな生活を築くことを真剣に考えるべきだ」と述べた。(c)AFP