独ミュンヘンのサーファー困惑 名物の「川の波」消える
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【11月5日 AFP】ドイツ・ミュンヘンで40年以上にわたりサーフィンの名所となっていた「アイスバッハ」の波が消え、サーファーたちが困惑している。
エングリッシャーガルテン公園を流れるアイスバッハ川の水位は、先週、川底の年次清掃作業のために下げられた。だが、水門が再び開かれ水流が戻った後も、これまでのような波は現れなかった。
サーファーのクラウス・ルドルフさんは独誌シュテルンに「困惑している。金曜の夕方にボードを手に岸に立っていたが、信じられなかった」と語った。
波が消えたとの報告を受け、ミュンヘンのディーター・ライター市長は4日、「有名なサーフ波を元に戻すため、水管理局やサーファーと協力して早急に解決策を探っている」との声明を出した。
市当局によると、4日時点で波が消えた原因は明らかになっていない。
清掃作業では、川底のがれきが取り除かれ、水路の点検が行われた。市は「清掃中にアイスバッハ川やその両岸の構造に変更は加えられていない」と説明し、3日の現地調査でも損傷は確認されなかったと述べた。
当局は、波の再出現を期待して、イーザル川からアイスバッハへの取水量を増やす計画を立てている。
地元サーファー協会IGSMのフランツ・ファーゼル代表は7月、AFPに対し、「アイスバッハの波はミュンヘン中心部で最大かつ最も安定した河川波とされており、地元のサーファー3000~5000人が利用している」と語っていた。
「サーフィンはミュンヘンのライフスタイルの一部だ。サーファー自身にとってだけでなく、市のイメージにとっても重要だ」とファーゼル代表は話した。(c)AFP