【8月10日 AFP】パリ五輪のサーフィン男子を制したカウリ・バースト(Kauli Vaast、フランス)が9日、金メダル獲得を記念し、セーヌ(Seine)川で波乗りを披露した。

 22歳のバーストは故郷の仏領ポリネシア・タヒチ(Tahiti)島で行われたサーフィン男子で優勝し、タヒチ出身選手として初の五輪王者になった。

 この日はボートが作り出す小さな波に乗ってセーヌ川を下り、首にかけた金メダルを見せた。

 バーストは、波のサイズはタヒチより圧倒的に小さかったが「波であることに変わりはない」と振り返り、セーヌ川でのサーフィンは一生に一度の経験になったと笑顔。

「エッフェル塔(Eiffel Tower)を背にしてのサーフィンは一層特別な経験になった」と話した。(c)AFP