【11月3日 AFP】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平と山本由伸が、ワールドシリーズ連覇に大きく貢献したことを受け、日本国内は両選手を中心とする球界の「黄金時代」に沸いた。

特に山本は、ワールドシリーズ史上屈指の投球を披露。第6戦で先発登板して96球を投げたばかりだったが、24時間足らずの休養で第7戦の終盤に救援登板すると、チームを5-4の勝利に導いた。

この活躍を受け、山本はワールドシリーズの最優秀選手(MVP)に選出された。

国内の主要紙はこぞってその姿を一面で報じ、通常落ち着いている日本経済新聞も「山本由伸MVP、ドジャース連覇最大の立役者」などと報じた。

また山本の出身地である岡山の地元紙山陽新聞は、一面のほとんどを割いて「大谷、佐々木と黄金時代開く」と伝えた。

MLBでは25年ぶりとなるワールドシリーズ連覇を達成したドジャースは、山本、大谷、佐々木が所属していることで、国内プロ球団以上になじみ深い存在となっている可能性もある。

野球好きの高市早苗首相はX(旧ツイッター)に「日本と日本人の底力を信じてやまない者として、日本人選手の海外でのご活躍は、とても嬉しいニュースです。

これからも、日本人メジャーリーガーの皆様、そして全ての日本人アスリートの皆様が、世界の真ん中で咲き誇り、日本人に夢と希望を与え続けて下さることを、大いに期待しています。」と投稿した。(c)AFP