■雪だるま式

アンドルー王子は2003年の賃貸契約に基づき、ウィンザー城の敷地内に立つ30室の豪邸ロイヤル・ロッジの家賃を事実上支払っていなかったことが明らかになり、新たな批判が巻き起こっている。

先週チャールズ国王をバチカンを訪問したが、このスキャンダルによって汚点をつけられた。27日には大聖堂を訪問中、群衆の一人から「アンドルーとエプスタインのことをいつから知っていたんだ?」とやじを浴びせられた。

「一人が関与した危機が、英王室の透明性の欠如という、はるかに大きな危機へと雪だるま式に膨れ上がるのを私たちは目にしている」とオーエンズ氏は述べた。

ローニー氏は今回の決断について。「王室の他のメンバーとその財務状況に対する適切な調査を避ける」ための手段かもしれないとの見方を示した。

アンドルー王子は今後、アンドルー・マウントバッテン・ウィンザーと呼ばれることになるが、王位継承順位は8位のままだ。

アンドルー王子は間もなく、イングランド東部サンドリンガムにあるロッジに転居する予定だ。これはチャールズ国王が私費で賄う。

だが、この引っ越しには数週間、あるいは数か月かかる可能性もある。

国王の友人で、放送作家・歴史家のジョナサン・ディンブルビー氏は、チャールズ国王は「ある程度の安堵(あんど)感を覚え、自身と王室にとっての問題が解決することを願っているだろう」「もちろん、アンドルー王子にとってはそうはいかないだろうが」と述べた。(c)AFP