【10月30日 AFP】米連邦準備制度理事会(FRB)は29日、2会合連続で政策金利の引き下げを決めた。ただFRBのジェローム・パウエル議長は、12月会合での利下げに慎重な姿勢を示した。

FRBは連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、政策金利の誘導目標を0.25%幅引き下げ、3.75%から4.0%の範囲に設定することを賛成多数で決定した。

パウエル議長はFOMC終了後の記者会見で「12月の会合で政策金利をさらに引き下げることは既定の結論ではなく、むしろほど遠い」と語った。

この発言を受けて利下げ期待が後退し、米株式市場ではダウ平均株価が5営業日ぶりに反落した。(c)AFP