1年間の勉強が…誤ったカリキュラム、最終試験で発覚 豪州高校
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【10月29日 AFP】オーストラリアの一部の高校で、誤ったカリキュラムに基づいた授業が1年間にわたって行われていたことが分かった。クイーンズランド州の教育相が29日、問題の経緯について調査を行っていることを明らかにした。
誤ったカリキュラムで授業が行われていたのは、クイーンズランド州の複数の高校。最終学年の試験に臨んだ生徒たちは、ローマの歴史の授業で学んだアウグストゥスではなく、大叔父のユリウス・カエサルに関する問題が出題されたことで、授業内容の取り違いに気づいた。
クイーンズランド州のジョン・ポール・ラングブルック教育相は記者団に対し、少なくとも9校の生徒140人に影響が及んだ可能性があると説明した。
同氏は「保護者や学生としてこのような状況を経験したことがある人にとって、非常に大きなトラウマになるだろう」と述べ、「この失態がどのようにして起こったのかを徹底的に調査することを、生徒や保護者、影響を受けた教師たちに約束する」と続けた。
同州では2024年、ローマ史の授業でユリウス・カエサルの養子でローマ初代皇帝であるアウグストゥスについて学んだが、2025年からはユリウス・カエサルについて学ぶことになっていた。しかし、このカリキュラム変更の通知が一部の学校に届いていなかったことが、問題の原因とみられている。
ラングブルック氏は、この混乱によって生徒の成績に影響が及ばないようにする方策について、当局が検討していると説明した。(c)AFP