【10月29日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスが運営する民間防衛隊は、米国が仲介した停戦中であるにもかかわらず、イスラエルが28日に空爆を実施したと発表した。これに先立ちイスラエル軍は、ハマスがイスラエル軍を攻撃し、停戦に違反したと非難していた。

民間防衛隊によると、ガザの複数地域が空爆を受け、少なくとも30人が死亡した。

だが、J・D・バンス米副大統領は、28日に「小競り合い」があったが、停戦は維持されていると述べた。

イスラエル首相府によると、ベンヤミン・ネタニヤフ首相はガザに対する「強力な攻撃」を命じた。

イスラエル・カッツ国防相は、ハマスがガザでイスラエル軍を攻撃したと非難。

声明で「本日、ガザのイスラエル国防軍(IDF)兵士に対するハマスの攻撃は、越えてはならない一線を越える行為であり、IDFはこれに対し強大な力をもって対応する」と述べた。

カッツ氏はイスラエル軍が攻撃を受けた場所を明らかにしなかったが、ハマスは、同組織の戦闘員は「(ガザ南部)ラファでの銃撃事件とは何ら関係がない」と述べた。

FOXニュースで放送され、ホワイトハウスがソーシャルメディアに投稿したコメントの中で、バンス氏は停戦は維持されていると主張し、「停戦が維持されていても、小競り合いが起こらないというわけではない」と述べた。

さらに、「ハマスかガザ地区内の何者かがIDF兵士を攻撃したことは分かっている。イスラエル側は対応すると予想しているが、大統領の和平合意は維持されるだろう」と付け加えた。

バンス氏は、ドナルド・トランプ大統領が仲介した不安定な停戦を強化するため、先週イスラエルに派遣された複数の米高官の一人。(c)AFP