ルーブル美術館強盗事件、浮き彫りになる警備の脆弱性
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■「売れない」
当局と美術界は19日、容疑者が誰であり、盗まれた宝飾品が向かう先について推測した。
ローラン・ヌニェス内相は「熟練したグループ」による犯行と疑われており、「これまですでに同様の犯行に及んでいると思われる」とラジオで述べた。
仏競売会社ドゥルオ・パトリモワーヌのアレクサンドル・ジケロ氏は、ルーブルの宝飾品が誰かの依頼によって盗まれたとは「信じがたい」と述べ、有名な宝物は「そのままの状態では売却が難しい」と説明した。
同氏は出演したテレビで「最も複雑なのは盗難そのものではなく、売りさばくことだ」と語った。(c)AFP