【10月18日 AFP】フランス映画界のレジェンドで、俳優から動物愛護活動家に転身したブリジット・バルドーさん(91)は入院して手術を受け、現在は自宅で療養している。バルドーさんの事務所が17日、AFPに明らかにした。

南仏のリゾート、サントロペで暮らすバルドーさんの健康状態はここ数日、うわさの種になっていた。

事務所によると、バルドーさんは軽い手術を受けるためにトゥーロンの私立サンジャン病院に数日間入院し、「手術は無事に終わった」という。

事務所は、「バルドーさんは現在自宅で療養しており、いかなる問い合わせにも応じるつもりはない。プライバシーと平穏の尊重を皆さんにお願いする」と付け加えた。

さらに、「バルドーさんは健康を心配してくださる皆さんに感謝している。安心していただきたい」と述べた。

映画『素直な悪女』(1956)や『軽蔑』(1963)で知られるバルドーさんは、1973年に映画界から引退。90歳の誕生日を前にAFPの取材に応じ、自然に囲まれ「ひとり静かに」暮らし、「人類社会から逃避」して生きることに満足していると語った。(c)AFP