ドジャース3連勝、ワールドシリーズ進出に王手
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【10月17日 AFP】25MLBは16日、ナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS、7回戦制)第3戦が行われ、ロサンゼルス・ドジャースは3-1でミルウォーキー・ブルワーズを下し、3連勝を挙げてワールドシリーズ進出に王手をかけた。
シリーズ初戦と第2戦で先発登板したブレイク・スネルと山本由伸が好投して2連勝を飾ったドジャースは、先発タイラー・グラスノーが5回3分の2を投げて8奪三振の好投を見せた。
初回、アーロン・アシュビーを先発登板させる策に出たブルワーズだったが、ドジャースは先頭の大谷翔平が三塁打を放って試合の流れを決定づけると、続くムーキー・ベッツが適時二塁打を放ち先制した。
アシュビーの後を受けたジェイコブ・ミジオロウスキーがその流れを断ち切って、ブルワーズは2回表に1点を返すと、その後は両投手の投げ合いとなった。
それでもドジャースは6回裏、安打のウィル・スミスと四球のフレディー・フリーマンを走者に置いて迎えたトミー・エドマンが勝ち越しの適時打を放つと、さらに救援登板したアブナー・ウリーベの一塁けん制が乱れる間に、フリーマンが生還して3点目を奪った。
ドジャースはアレックス・ベシア、ブレイク・トレイネン、アンソニー・バンダのブルペン陣がブルワーズ打線を封じ込めると、9回を佐々木朗希が締めくくった。
25年ぶりとなるワールドシリーズ連覇を目指すドジャースは、17日の第4戦でスイープを狙う。
一方でブルワーズは、奇跡的な逆転劇を演じなければリーグ制覇の望みをつなぐことはできない。これまでに3連敗からワールドシリーズ進出を決めたチームは、2004年のボストン・レッドソックスのみとなっている。(c)AFP