【10月4日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区の民間防衛隊は4日、ドナルド・トランプ米大統領による爆撃停止の呼び掛けにもかかわらず、イスラエル軍が同地区の中心都市ガザ市などに対し数十回の空爆と砲撃を実施したと発表した。

トランプ氏は、イスラム組織ハマスがガザで拘束されているすべての人質を解放する用意があると表明したのを受けガザへの爆撃を即時停止するようイスラエルに要求した。

民間防衛隊のマフムード・バッサル報道官はAFPに対し、「非常に暴力的な夜だった。トランプ大統領による爆撃停止の呼び掛けにもかかわらず、(イスラエル軍は)ガザ市などに対し、数十回の空爆と砲撃を実施した」と語った。

夜間の爆撃で住宅20棟が破壊されたという。(c)AFP