イスラエル、ガザ向け支援船団活動家の強制送還を開始
発信地:エルサレム/中東・アフリカ
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中東・北アフリカ
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【10月4日 AFP】イスラエルは3日、パレスチナ自治区ガザ地区向けの支援物資を運ぶ船団に参加していた、イタリア人活動家4人を強制送還した。同国は支援船団のすべてを阻止し、470人以上を拘束している。
環境活動家グレタ・トゥンベリさんらが乗船した「グローバル・スムード船団」は約45隻で構成され、先月スペインを出発。国連によれば飢饉(ききん)が発生しているパレスチナ領土へ向け、イスラエルの封鎖を突破することを目的としていた。
イスラエル海軍は1日から船舶の阻止を開始し、翌日には400人以上が乗船していた船団のガザ到達を阻止したと当局者が発表した。
3日には「約12時間に及ぶ作戦で、船団の全42隻を停止させた」と海軍が発表し、乗船者はイスラエルの港に移送された。
イスラエル外務省は船団に乗っていたイタリア人活動家4人を国外退去させたとし、「残る者の強制送還の手続き中」だと述べた。
警察当局によると、「470人以上の船団参加者が軍警察に拘束された」という。
最後の船は、3日午前10時29分(日本時間同日午後4時29分)に、ガザから約42.5海里(約79キロ)の所で拿捕(だほ)されたと、船団がテレグラムで発表した。
船団はまた、「イスラエル海軍は、われわれの42隻すべてを違法に拿捕した。各船には人道支援物資、ボランティア、そしてイスラエルの違法な包囲を打破する決意が乗っていた」と述べた。(c)AFP