自民総裁選有力候補 プリンス、ナショナリスト、ビートルズマニア
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■ナショナリスト
高市早苗前経済安全保障担当相(64)は、中国に対する強硬姿勢と靖国神社への定期的な参拝で知られる人気のナショナリストだが、今回の総裁選では支持基盤拡大を目指し、発言を和らげている。
暗殺された安倍晋三元首相の路線継承を掲げており、自民党保守派や、安倍元首相の支持者から熱烈な支持を得ている。
高市氏は、国防と経済安全保障の強化を政策の柱としている。今月行われたパネルディスカッションでは、日米関税合意に盛り込まれた80兆円規模の対米投資について、「運用の過程で日本の国益を損なう不平等なものが出てきた場合、しっかりものを申さないといけない。再交渉の可能性もある」と言及した。
また、外国人による犯罪や経済的影響力についても強い懸念を表明し、外国人による不動産取得規制を求めている。
自民党が支持を失い、新興の参政党が反移民政策などを掲げて支持を伸ばす中、高市氏も支持を広げている。
経済面では、積極的な金融緩和と大規模な財政出動を支持しており、安倍元首相の物議を醸した「アベノミクス」政策をほうふつとさせる。
大学時代にヘビーメタルバンドでドラマーを務めていた高市氏は、目標とする政治家として故マーガレット・サッチャー元英首相を挙げている。