ドジャースが地区シリーズ進出 山本好投、大谷タイムリー
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【10月2日 AFP】25MLBは1日、ワイルドカードシリーズ(WCS、3回戦制)第2戦が各地で行われ、ロサンゼルス・ドジャースは8-4でシンシナティ・レッズを下し、ナ・リーグ地区シリーズ(NLDS、5回戦制)進出を決めた。
ドジャース先発の山本由伸は、初回に右翼手テオスカー・ヘルナンデスのエラーから2点の許したものの、その後は立ち直りレッズ打線を抑えた。
6回には無死満塁のピンチを切り抜けると、7回二死後に被安打4でマウンドを降りた。
打ってはムーキー・ベッツがプレーオフでの球団タイ記録に並ぶ3本の二塁打を放つなど、4安打3打点。6回には大谷翔平にも適時打が飛び出した。
8回にリリーフ陣が2点を許したドジャースだったが、最後は佐々木朗希が9回を完璧に抑えて勝利を決めた。
ナ・リーグのもう1試合では、サンディエゴ・パドレスが3-0でシカゴ・カブスを下し、シリーズ戦績を1勝1敗に戻した。
パドレスは5回、マニー・マチャドがカブスの今永昇太から特大の2点本塁打を放ち、勝負を決めた。
ア・リーグでは2試合ともに初戦を落としたチームが勝利し、シリーズ戦績をタイに戻した。
ニューヨーク・ヤンキースは4-3でボストン・レッドソックスを退け、勝負を第3戦に持ち込んだ。
昨季のワールドシリーズでドジャースに敗れたヤンキースは、第1戦で宿敵に敗れて敗退の危機に追い込まれていたが、同点で迎えた8回にジャズ・チザム・ジュニアが、オースティン・ウェルズの当たりで一塁から激走を見せて勝ち越しの本塁に滑り込み、チームを勝利に導いた。
また、クリーブランド・ガーディアンズは6-1でデトロイト・タイガースに快勝している。(c)AFP